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合理化コラム第1回:システムに使われるか、システムを使うか

 近年、様々なクラウドサービスが提供されている。

サービサーは、使って欲しいため「そのサービスを使うとこんないいことがある」と宣伝するが、実際に使用してみると、その使いにくさに閉口するサービスもある。

「これは良いシステムなので使ってください」と宣伝されたシステムが、SE時代の経験から、これはすぐに技術の進歩により不要になるだろう、と、テストする前に予想がつくものもある。

また、実際には良いシステムなのだが、機能がありすぎて基本的な機能を使いこなせないものもある。作業時間を1日短縮するシステムの使いこなしに、1年かかるのでは本末転倒だ。

と、ここまでは、サービサー側の問題である。これに関しては、高本税理士事務所では、実際にテスト及び実用してみて、使える、と判断したものだけをご紹介している。


 サービス導入失敗の原因のひとつとして、顧問先が「そのサービスを導入すれば何もしなくていい」と勘違いして導入するケースがある。

高本税理士事務所では、導入の際は「万能の利器ではない」とお伝えしているが、それでも残念ながら、システム導入がうまくいかなかった事例もある。


経理の合理化では、タイムカードのシステムを推奨している。

タイムカードのシステムは、打刻間違いや打刻漏れを修正した後の正しいデータを給与計算システムに突っ込むことで、その後の計算から振込までの一連の処理が流れていく。

この、打刻を正しく修正するという作業は、顧問先側の作業であり、これは紙のタイムカードでも、ITシステムを使用したタイムカードでも、全く変わらない部分である。

高本税理士事務所側では、その顧問先の従業員が、いつ出勤していつ退社したかわからない。わからないのに、打刻間違いや打刻漏れが多いデータを、ノーチェックで給与計算に渡されると、その後の計算が正しく行われない。

そうなると、高本税理士事務所としては、従業員全員分の1ヶ月31日分の打刻データ1つ1 つについて「合ってますか?」と質問せざるを得ず、顧問先にも1つ1つ調べ直して頂くことになってしまう。

これでは、何の為のシステム化なのか、本末転倒である。 


 経理の合理化とは、最小限の労力で、最大限の効率を目指すものであり、やはりそこには多少の労力は必要なのである。

システムに使われるか、それともシステムを使って楽をするか。楽をしたいから多少の労力は厭わない、という人が最後に勝つ。

私は、そう考えている。

高本税理士事務所では、顧問先にご紹介する前に実際にテストして、「使える」と判断したシステムだけをご紹介している。

テストするにあたっては、環境を作ったり、他社システムを調べたり、実際に顧問先が導入したらどういう問題が発生しそうか検討したりなど、それなりに時間をかけている。

このやり方だと、雨後の筍のように出てきているサービス全てを網羅することはできないが、それでも、顧問先に役に立つ、と判断したものだけを、厳選してご紹介していこうと考えている。


 第1回コラム、いかがだったでしょうか。

最近、フィンテックという言葉だけが先行していますが、造語に躍らされること無く、一歩一歩改善していくことが、経理の合理化の唯一の近道だと思います。

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